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ウイルス性イボ(尋常性疣贅)の治療・たった1回の通院で完治

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ウイルス性イボ(尋常性疣贅)の治療

たった1回の治療で後も残らず完治したので、記載しておきます。

稗粒腫からイボ?

頬の下、顎あたりに1ミリほどの小さな白いプチっとしたものが1コ。たぶんその時は稗粒腫だったと思います。

それ以前にも、時折目の周りに1コ、白いプチっとしたもの(たぶん稗粒腫)ができていて、あまり気にすることなく、自然と治っていました。それと同じものが顎にできただけ。それはすぐに取れそうで、時折触って「取れないかなぁ」と思っていました。

すぐに病院に行くタイプではないので、白いプチっとしたもので、皮膚科には行きません。当然「稗粒腫」かどうかはわかりません。自己診断です。

稗粒腫とは

成人女性の顔面、とくに眼瞼にみられる、直径1mm程度の少し隆起した腫瘍です。他の皮膚疾患で、皮膚にびらんや水疱ができた後などに、できることがあります。角質がたまった小さな袋状の組織が、皮膚表面近くにできているため、白くみえます。

後に、医者に「(ウイルス性のイボは)伝るのですか?」と尋ねると、顔に常在するので大丈夫ですと言われたことから考えると、稗粒腫を触っているうちに傷となり、そこからウィルスが入ったのではないかと考えます。

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イボ?皮膚科へ

1ミリほどの白いできもの(たぶん稗粒腫)は、それほど目立たないし、1~2ヵ月ほどで自然治癒するので、そのまま様子見てました。指で触って取ろうとした後から、大きくなってきて、その時には「これはイボだろうな」と思っていました。

過去にイボができたことがなく、ウイルス性のイボは手足の指にできるものだとは思っていたので、顔にできたものがウィルス性のイボだとは思っていませんでした。

半年以上、増えたり大きくなったりもしませんでした。

顔で目立つので、皮膚科へ。

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まさか、ウイルス性のイボ?

すぐに治癒するだろうと思っていたら、何とウイルス性のイボ!

ウイルス性のイボは治療に時間が掛かる

ウイルス性のイボは、なかなか治らず、治療に時間がかかることも知っていました。受診した皮膚科の治療は液体窒素凍結療法でした。

当然、1回の治療では何ともない。

液体窒素凍結療法を数回繰り返してもなかなか治らないのはわかっていましたから、その皮膚科には通院しませんでした。

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ウイルス性のイボを放置

鏡ではあまり見えない、髪で隠れる、痛みなどない、その後大きくならないという理由で、半年以上放置していました。

  • イボは大きくならなかった
  • 痛みはない
  • 目立たないと思っている
  • 自分ではあまり見えない
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ウイルス性イボ(尋常性疣贅)の治療法

  • 液体窒素凍結療法
  • ヨクイニンエキス内服
  • 電気凝固療法
  • 炭酸ガスレーザー蒸散療法
  • いぼ切除・いぼ剥ぎ法
  • サリチル酸外用療法
  • モノクロロ酢酸・トリクロロ酢酸
  • ロングパルスYAGレーザー治療

液体窒素療法

ウイルス性のイボの一般的な治療は液体窒素凍結療法で、完治までには時間がかかります。液体窒素で患部を焼く(低温火傷)方法で、ウイルスと患部を壊死させ治療して行きます。

治療は少しずつ行われるので時間がかかり、痛みや出血する場合もあります。

ヨクイニンエキス内服

市販薬での売られているヨクイニンエキスですが、薬局で聞いたところ、コレといういい薬はなく、皮膚科への受診をススメられました。ヨクイニンは抹消組織の免疫力を高める漢方薬です。

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外用療法

サリチル酸外用療法

サリチル酸を含む軟膏やテープ剤として皮膚に塗布または貼付し、イボを治療します。治療はご自分で毎日行います。

モノクロロ酢酸・トリクロロ酢酸

患部に塗布し、タンパク質を凝固させ、イボを治療します。足底のモザイク疣贅などが治療対象となるようです。

電気凝固療法

電気焼灼器で、イボを凝固焼灼します。皮膚潰瘍となり上皮化まで2~3週間、再発も少なく、傷跡もほとんどわからないとのことです。

治療には局所麻酔を行います。

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尋常性疣贅の治療 サージトロン(高周波電気メス)

保険外診療(自由診療)

再発が少なく、8~9割は1回で完治するようです。傷が乾くのに6週間かかり、それまで絆創膏の交換など自分で行います。

治療には局所麻酔(テープ)を行います。

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尋常性疣贅の治療 炭酸ガスレーザー蒸散療法

保険外診療(自由診療)

イボの状態によりレーザーの種類を変えて治療するようです。治療には局所麻酔(テープ)を行います。

ロングパルスヤグレーザーレーザー

波長が1064nmのレーザーでイボの血管と水分に反応します、色素レーザーよりも深くレーザーが届きます。

レーザーでイボの底面の血管を焼き、壊死させます。サージトロンの方が、治療成績が良いとのことです。合併症は水泡など。

Vbeam(パルスダイレーザー・色素レーザー)

ヤグレーザーに比べ痛みが少ないので、麻酔なしで施術できますが、深部まで届かないので根深いイボには向かないようです。数回の治療が必要な場合もあります。ヤグレーザーに比べ水泡などの併発は少ないとのことです。

炭酸ガスレーザーの治療経緯

病変部皮膚組織を極限的に切除できるので、肌を傷めずにイボだけを除去できます。上記にもあるように、比較的浅いイボに対して施術されるようです。

  • 上皮化 4~7日
  • 傷跡は目立たない
  • 色素沈着は薄く1~6ヵ月
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ウイルス性イボ(尋常性疣贅)の治療の実際

液体窒素療法は完治まで時間がかかるので、その以外の治療をしてくれる皮膚科を探しました。しかし、液体窒素療法以外の治療をしてくれる皮膚科は少ないです。レーザー治療している皮膚科でもウイルス性イボの治療はしていません。

そこである皮膚科を予約。

実際の治療

サージトロンか炭酸ガスレーザーかは、イボの状態により決められます。私の場合はサージトロンを行いました。

初診

  1. 問診
  2. 診察
  3. サイズの計測(イボの大きさによって料金が変わる)

施術

初診には話だけを聞き、家に帰って施術するか考え、電話で予約を行いました。

  1. 局所麻酔
  2. イボの除去
  3. 絆創膏の貼付(二次感染防止の軟膏塗布)
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サージトロンでのイボの治療後の経過

治療は1回で終了、通院なし

イボの治療後、再診はしていません。再発や合併症もありません。何かあったら受診してくださいというスタンスです。

もし半年以内に再発した場合は再度治療しますが、その治療料は半額となるとのこと。

再診について

  • 発赤、腫脹、熱感、疼痛などの感染の兆候がある場合
  • 色素沈着や傷が気になる場合
  • 再発の場合

以上の症状がある場合は再診してくださいとのことです。

サージトロン治療当日

施術直後は皮膚科で創傷治癒を高める防水の絆創膏を貼ります。防水ですので、当日からシャワーや洗顔は可能です。

サージトロン治療後1週間

治療部位は小さな穴の開いた状態だそう。上皮化する(新しい皮膚ができる)までに5日~1週間とのこと。

また、初期の手当てが、傷跡が残るか残らないかを左右するとのことでした。

上皮化

自己の創傷治癒力により、5~10日かけてコラーゲン繊維、毛細血管、表皮が再生される。

テープの交換

皮膚科で処方されるのは以下の3点です。

  • 創傷治癒を高める肌色の絆創膏(ビジダーム)
  • 感染防止の軟膏
  • 紫外線防止のフィルム

浸出液や出血で汚れた場合、感染防止の軟膏を塗布し、創傷治癒を高める絆創膏を貼り替えます。浸出液がでるのは数日です。

浸出液がでなくなったらビジダームと軟膏の塗布は終わりです。

感染防止軟膏・創傷治療を高める絆創膏・UVカットフィルム

UVカットフィルム

写真のエアウォールはアマゾンで購入したものです。

紫外線防止のフィルム(エアウォール)

傷跡が残らないように紫外線防止のテープ、エアウォールが処方されました。これはアマゾンでも販売されているテープで、再診はないので、なくなったらネットで購入した方がお得ですよと言われました。

サージトロン治療後1ヵ月

イボの後は凹凸はなく、平たんでキレイですが、まだ赤みがあります。再発する兆候はありません。エアウォールは使用しています。

サージトロン治療後3ヵ月

イボの後の赤みは多少残っています。白くなったり茶色くなったりはしません。暫く、普通の傷跡のように茶色くシミのようになるのかなと思っていましたが、茶色くなったりもしません。やや赤いくらいです。エアウォールは使用しています。

再発もありません。

サージトロン治療後5ヵ月

紫外線が強いのでエアウォールは使用しています。やや赤いです。

ノーメイクです。赤枠の中心に赤くなっている部分があります。そこが除去した部分です。約5ヵ月経過で、少し赤みがあります。

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サージトロンや炭酸ガスレーザーの治療後の上皮化

私の場合は赤みだけでしたが、体質により次のような症状を発症する人がいるようです。

  • 傷跡が隆起する
  • ケロイド
  • 白抜け

ケロイドに関しては、問診でケロイド体質か否か問われます。ケロイド体質の方はサージトロンや炭酸ガスレーザーの治療を受けられないことになっています。また、以上の症状が出た場合でも、レーサー照射などその治療法はあるようです。

また色素沈着が強い場合は、CDトレチノインや部分的レーザートーニングで改善するようです。

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UVカットフィルム

上皮化直後の皮膚は刺激に弱く、一般的にシミになることがあります。紫外線や摩擦の影響を強く受けると色素沈着が強く出現します。紫外線と摩擦を避け、適切な管理をしていくと、約3~6ヵ月で目立たなくなります。

2ヵ月間は徹底した日焼け止めやUVカットフィルムを利用することをすすめています。

紫外線防止テープ

UVカットフィルムは長いテープですので、使用する大きさに切り、剥がれにくくするために角を丸く切ります。フィルムは薄く、フィルムの上にファンデーションものせれます。丸1日以上はフィルムは剥がれることはありません。

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ウイルス性イボ(尋常性疣贅)の治療料金

炭酸ガスレーザーやサージトロンでの治療は自由診療となります。しかし、保険診療で何度も治療するよりも、一度で済むのならば自由診療の方が良い気がします。

炭酸ガスレーザーやサージトロンでの治療は自由診療で、料金は医院により異なります。下記表の料金は良心的な価格設定だと思います。

私の場合、4ミリで8000円でした。

2ミリ以下6000円
3~5ミリ10000円

その他、薬とテープの代金が必要です。薬とテープ代は数百円だったと思います。また角質が厚いイボの場合は施術料金も少し高くなるようです。

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